- 最後まで見てもらえる動画構成が知りたい
- 登録してもらえる動画作りがわからない
- バズる動画が作りたい
- 伸びる動画の作り方がわからない
こんなお悩みありませんか?
YouTubeを伸ばすには、伸びる型や構成があります。
って声が聞こえてきそうですが、今回ご紹介する英語コーチでもありYoutubeマーケターの
イングリッシュおさるさんは、2020年にYoutubeを開始し11ヶ月で登録者数10万人を達成、現在は43万人にまで増えています。
Youtube古参に入る類いではないですが、たった11ヶ月で爆伸びしその後も伸び続けているため、ちゃんと本質を押さえて動画を出せば、ある程度再現性を持ってYoutubeを伸すことは可能!
今回のこの記事では、イングリッシュおさるさんの台本構成について分析していきます。
前回、動画編集について分析にしたので併せてご覧くださいね。
イングリッシュおさるさんとは
イングリッシュおさるさんは、イングリッシュおさるというチャンネルで登録者数43万人という人気英語チャンネルを運営しており、英語を教えるオンラインスクールの株式会社LECという会社の代表でもあります。
留学経験は一切なく大学で英語の学習を開始し、6ヶ月でTOEIC900点、その後3ヶ月で英会話習得、2ヶ月で英検1級・英検1級語彙セレクション満点・英単語検定1級などを取得していたそうです。
- Youtube 登録者43.7万人(4年)
- 英語コーチングスクール受講者1,800人超え
- 公式LINE登録者 21万人超え
- 起業1年目月商3.6億
ご自身の英語の実績だけでもかなりすごいので、このチャンネルを観る価値は充分にありますよね。
イングリッシュおさるさんの台本の全体像
今回は、イングリッシュおさるさんのこの動画台本を分析していきます!
台本の全体像
①オープニング
・自己紹介
・今回の動画のテーマ
・PASTORフォーミュラーで引き付け
➁本題
・結論・全体像
・理由
・具体例
・結論
③エンディング
・LINE公式・チャンネル登録誘導
・復習n
・締めのあいさつ
今回は、これらを一つずつ紐解いていきます。
イングリッシュおさるさんの台本:冒頭
イングリッシュおさるさんの動画は、冒頭の引き付けがかなり参考になります!
Youtubeは、冒頭でいかに離脱されずに見てもらえるかが超肝なんです!
ここで「続きがみたい」「観る価値がある」と思ってもらえるように、1分1秒作り込みが
大切です。
おさるさんの冒頭にかけてる時間は、約2分間でした。早速観ていきましょう!
自己紹介
Hay guys!! It’s osaru!!
はい、自己紹介終了。イングリッシュおさるさんの自己紹介は極めて短いです。
このフレーズと同時に、7秒間程ご自身の実績などを左上にテロップで表示しています。
今回の動画のテーマ
見ている動画のテーマ・概要を端的に伝えています。
最初に概要を伝えることで、この後何について話してくれるかが
理解しやすくなります。
PASTORフォーミュラーで引き付け
おさるさんはここから、「PASTORフォーミュラ」という心理効果を活用しています。
PASTORフォーミュラというのは、動画の重要性を伝え、価値を感じてもらうテクニックのひとつです。
PASTOR(パスター)フォーミュラ
一つずつ詳しく紐解いていきますね。
【1. Problem(問題)】
視聴者が持つ悩み・理想の姿に共感し代弁します。
おさるさん;英会話、リスニングの伸ばし方が分かったと思うけど
肝心の「英語学習何から始めればいいの?」
「文法?単語?発音?」って思いませんでした?
【2. Amplify(問題の増幅)】
問題を拡大していきます。
視聴者に、今あるその悩みや問題を放置していると、どんな結果になるのかを具体的にイメージさせるのです。
おさるさん:僕の指導経験上、99%の人が英語学習を始めてすぐに辞めます。
それはみんなが悪いんじゃなくて、始め方が分からないだけ。
【3. Solution(解決策)】
解決策を提示します。
このとき、解決策に具体性を持たせることができれば、さらに信頼度を上げることができます。
おさるさん:始め方さえ分かれば大丈夫。3ヶ月で英語学習の基礎は完璧に
することができます。
この動画を観るだけで、英語力ゼロからの英語学習の仕方が分かるのと、TOEIC
900点や英検1級を取るための基礎力を3ヶ月で身につけられる方法を知れます。
【4. Testimony(証言)・Transformation(変身)】
人というのはシンプルで、実績にしか惹かれない生き物です。
なのでここで、自分の実体験や、他の人がその解決策を用いたことでどう変化したかという実績を提示し、信憑性を高めます。
上部の解決策で一緒に自分の実体験から証言をしています。
【5. Offer(提案)】
セールスの場合は、ここで商品やサービスの提案をします。
おさるさんの場合は、商品やサービスをこの段階では紹介していません。
英語学習の解説動画なので、次の項目のResponse(レスポンス・行動)と合わせて
視聴を続けてもらうことを提案しています。
【6. Response(レスポンス・行動)】
ここまでの流れの後に、一度行動を促します。
今回の動画では、「動画を最後まで見る」という行動を促していますが、他の回では「チャンネル登録」を促している場合もあります。
ここでのポイントは、動画の集中が切れないように早く簡潔に伝えること。
見てほしい理由が長すぎると、人は飽きてしまって離脱の原因になります。
イングリッシュおさるさんの台本:中身
次に本題に入ります。本題の時間は約9分間でした!
ここでは、ただ伝えたいことを話しているのではなく、ある型を使って説明していることに
気づきました。
早速観ていきましょう!
PREP法を活用して説明していた!
おさるさんは本題を説明するときに、PREP法を活用しています。
PREP(読み方:プレップ)法:「結論」「理由」「具体例」「結論」の流れで情報を伝える文章構成のこと。 PREP法を使えば、「話す」「書く」どちらの場面においても、相手に分かりやすく簡潔に伝えることができます。
一つずつ紐解いていきますね。
結論
最初に結論を述べることで、安心してその後の説明を聞くことができ
頭の中である程度話の流れを想像しながら動画を観ることができます。
結論を先に伝えないことで、視聴者は
「結局何すればいいの?」「結論が気になる」とソワソワして動画に集中できません。
おさるさん:これが、英語学習の全体像です。
今日は英語学習の始め方ということで、手順1と手順2について
それぞれ学習法・教材について話していきます。
理由
理由や根拠を述べることで、主張に信憑性が増します。
おさるさん:英語学習は、文法学習から始めましょう。
文法は、一番優先順位の高い学習分野と言っても過言ではありません。
正直つらいと思います僕の指導経験でいうと、95%の人がここでやめてしまいます。
具体例
具体例を交えながら本質を導き出し提示していくフェーズになります。
身近な具体例でわかりやすく物事の本質を理解しやすくさせています。
おさるさん:文法が分からないってことをもっと分かりやすく例えると、
そんな人ほとんどいないと思うんですけど
友達に今見てる youtube で「イングリッシュおさるで検索して」って言ったら
友達が youtube って何?って言ってきて youtube の意味から調べてる
みたいなことです。
全く関係のなさそうな例ですが、イメージしやすいですよね!
結論
本編のレクチャーを伝えた後、最後にもう一度結論を伝えます。
本質を理解した後に、もう一度伝えることで、さらに結論への理解が進みます。
英語もいちいち基礎に戻って学習していたら時間がかかりますよね。
だから最初に文法の9割を学習してしまった方が効率がいいです。
項目2についても同じような構成で説明していました。
イングリッシュおさるさんの台本:締め
次に、エンディグについてみていきましょう。
最後のお知らせ&まとめは約3分間でした。
LINE公式・チャンネル登録誘導
最後の復習をする前の、このタイミングでアクションを促します。
この、一番満足度が高い状態の時に、視聴者にしてほしい行動を促すことで高い確率でアクションをさせることができます!
おさるさん:こちらの公式LINEでは僕が英検3級、TOEIC280点の全くの英語初
心者から2カ月で英検1級、3ヶ月英会話習得、6か月でTOEIC900点を達成した
僕の全てを詰め込んだ成果にフォーカスした英語コーチングを無料で配信してい
ます。
…
復習
最後にもう一度復習をしていきます。
復習をすることで視聴者の満足度をさらに向上させることができるのです。
また本質を理解した後に、もう一度伝えることで、さらに結論への理解が進む狙いもあります。
おさるさん:では最後に復習をして明日から使えるようにしましょう。
じゃあ今回は3ヶ月で達成できる英語学習の始め方という話をしました。
…
締めのあいさつ
最後に、挨拶をして終わりです。
最後の挨拶は、これまで築いてきた満足度の低下を避けるため、次回や他の動画への期待を高めつつ、チャンネル登録を促し、簡潔に行うように気をつけます。
おさるさん:もしこの動画が少しでも役に立ったらコメントと高評価お願いし
ます。もっといい英語学習の始め方があるよって人はコメント欄で共有して頂け
ると嬉しいです。次回も貴重な英語学習法を紹介していきますので、是非チャン
ネル登録よろしくお願いします。それでは次回の動画でお会いしましょう!
まとめ:凄腕Youtubeマーケターを参考に台本を作ろう
今回は、イングリッシュおさるさんの台本を分析してみました。
たった14分間の間に、飽きさせない工夫、最後まで観させる工夫がたくさん盛り込まれていましたね!
台本構成
【オープニング:2分半】
- 挨拶
- 動画の概要
- PASTORフォーミュラー
【本編(PREPの法則):10分前後】
- Point(結論)
- 「Reason(理由)
- Example(具体例)
- Point(再結論)
【エンディング:3分】
- LINE・チャンネル登録誘導
- 復習
- 挨拶
ぜひ参考に動画台本を作ってみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました^^