「SNSって炎上するのが怖い…」
「炎上した時どう対処したらいいの?」
「炎上しないためにできることってある?」
こんなお悩みをお持ちの方、少なくないですよね。
SNSの普及で、度々炎上が話題になることも。
また、この炎上を意図的に行う「炎上商法」もあります。
今回のこの記事では、炎上しないために気をつけるポイントと、対処法について
解説していきます!
SNS上の炎上とは?炎上が起こる原因
炎上とは
SNS上における「炎上」とは、SNSでの過度な発言や不適切な表現を含む投稿に対して、不特定多数のユーザーから批判や誹謗中傷が殺到する状態のことを示します。
個人の発言が炎上対象にあることもあれば、企業の広告への批判や
誤った発信内容で炎上するパターンもあります。
SNSで炎上が起こる主な原因
なぜこのような炎上が起こってしまうのか、主な原因を5つ紹介します。
炎上が起こる原因
1.議論を起こす発言
2.差別に捉えられる表現
3.サービスや商品に対するクレーム
4.配慮に欠けた表現
5.世間との感覚のズレ
1.議論を起こす発言
人によって意見が極端に分かれたり、アンチやファンがいたりする話題は議論や批判を招き、炎上に発展する危険性があります。特に炎上の原因となりやすいのは、「4S」と呼ばれる以下4つに関する話題です。
- 政治についての個人的見解
- スポーツについての意見
- 宗教についての意見
- 性についての意見
2.差別に捉えられる表現
近年は、年齢や性別・国籍などへの差別発言・行動に対しての世間の考えが厳しくなっています。
自分にとっては悪気のなかった発言も、気づかぬうちに性別などへのステレオタイプな考えを反映させてしまっていたりすることもあります。
普段から様々な人の意見を聞くことで、自身の投稿内容が差別的な考えになってしまっていないか確認しましょう。
3.サービスや商品に対するクレーム
購入した商品に不具合が合った場合、まずSNSに投稿するというユーザーが増えています。
身近な人に話すような感覚での投稿が多いと予測されますが、上記のような投稿は拡散されやすく、あっという間に製造販売元の企業の炎上に繋がります。
このような現象はサービス業でも多く存在し、イメージダウンや売り上げ低下に直結してしまいます。
ユーザー側は、自身の投稿が想像以上に拡散されたり影響を及ぼす可能性があることを
踏まえてから投稿を行う必要があるでしょう。
4.配慮に欠けた表現
SNSはホームページやブログと比較するとカジュアルな印象で、気軽に投稿できる点が大きな長所です。
しかし、それゆえに担当者の個人的見解を前面に押し出してしまったり、話題性を求めるがゆえに過激な発言をしてしまったりすることがあり、炎上に結びつく危険性をはらんでいます。特にTwitterは、ユーザーとの距離が近いこと・投稿できる文が短いこと
5.世間との感覚のズレ
人によって常識の幅は様々ですが、あまりにも世間の考え方と異なる意見は、時に批判を集めることに繋がります。
特に金銭感覚や子育て・家族などへの考え方には敏感なユーザーが多く存在するため、表現を行う際は伝え方に注意する必要があるでしょう。
日ごろから様々な情報をインプットしておくことも重要ですね。
炎上商法とは
炎上マーケティング(えんじょうマーケティング)とは、炎上を意図的に引き起こし、世間に注目させることで売り上げや知名度を伸ばすというマーケティング手法である。炎上商法、炎マとも表記する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/炎上マーケティング
簡単に言うと、あえて批判される発言や広告で、人々の注目を集めて売り上げを
増やすマーケティング手法です。
しかし、炎上商法は批判や非難をあおることで、製品やサービスの品質や信頼性を損なうことがあるため、過度な使用は注意が必要です。
消費者からの信頼を失う可能性があるため、あまりオススメできるものではありません。
炎上を避けるために気をつけるポイント5選
1.不確かな情報は発信・拡散しない
2.一時的な感情に流された発言は避ける
3.他人のプライバシーを侵害しない
4.「不特定多数」の人に見られている意識を持つ
5.発信する前にダブルチェックする
1.不確かな情報は発信・拡散しない
不確かな情報を発信することで、名誉棄損などの炎上に繋がるケースも少なくありません。
嘘の情報を発信することは刑事・民事上の罪に問われる可能性を孕む行為だということをしっかり抑えておきましょう。
また、発信そのものが法律に反した内容でないかを把握しておく必要があります。
例えば、健康食品であれば薬機法などの法律に抵触する表現をしていないかなど、慎重に情報発信をしなければ思いがけない所で炎上に繋がってしまうパターンもありますので、事前に確認をしておきましょう。
2.一時的な感情に流された発言は避ける
一時的な感情で発言をしてしまったり、一部の人を否定・批判するような
発言は、炎上しやすいです。
アンチや過激な発言をして来る人には、反感したくなる気持ちも分かりますが
そこで反応してしまうと、更なる炎上に繋がりますので、感情任せにならないようにしましょう。
3.他人のプライバシーを侵害しない
特定の個人を識別できるような個人情報の取り扱いには、十分注意が必要です。
SNS上に投稿した内容は、全世界のユーザーがアクセスできるものとなります。そのため個人情報などの重要な情報は、軽率に投稿してしまったことで個人を危険に晒してしまう可能性があるのです。
また、フォロワーのみに投稿を公開できる「鍵アカウント」設定であっても、重要情報を公開することはあらゆるリスクを孕む行為ということを忘れないようにしましょう。
4.「不特定多数」の人に見られている意識を持つ
SNSの投稿など情報発信をする際は、常に「不特定多数の人」が見ていることを意識しましょう。
デジタルタトゥーという言葉がある通り、投稿が一度拡散されてしまうと、取り消すことはまず不可能です。
半永久的に残ってしまう可能性を考えれば、
少なくとも不用意な発言や配慮に欠けた振る舞いをしないように気をつけよう、と思えますよね
5.発信する前に投稿内容を再確認
発信する前に
- 差別的・暴力的な内容は含まれていないか
- 一部の人を否定・批判するような内容ではないか
などを事前によくチェックすることが重要です。
できれば、一日置いて確認することで、気付ける部分がありますよ。
炎上が起きてしまった時の対処法
続いて、万が一炎上が起こってしまった場合の対処法について解説していきます。
1. 事実関係を迅速に把握する
炎上が起こってしまった場合、まずは迅速に状況を把握しましょう。
事実と異なる内容で炎上していないかを確認し、実際に失言をしてしまい炎上している場合は、どのような手順で事態を収拾するのかを迅速に決定した後、冷静な対応をすることが大切です。
2. 誠実な説明・謝罪を行う
投稿した内容が少しでもこちらに落ち度がある場合は、できるだけ迅速に謝罪をすることが重要です。言い訳や投稿削除は炎上を助長してしまう可能性があります。
真摯な対応をすることができれば、それ以上の炎上を止めることもできるでしょう。
早い段階での謝罪文投稿、もしくは公式な場での状況説明を発表をすることが非常に重要です。
炎上リスクも理解した上でSNSを使おう
SNSで簡単に世界中の人と繋がれたり、コミュニティが広がったりと
メリットがたくさんある一方で、意図せずに炎上を招く恐れもあります。
炎上が起こる原因
1.議論を起こす発言
2.差別に捉えられる表現
3.サービスや商品に対するクレーム
4.配慮に欠けた表現
5.世間との感覚のズレ
炎上を避けるためのポイント
1.不確かな情報は発信・拡散しない
2.一時的な感情に流された発言は避ける
3.他人のプライバシーを侵害しない
4.「不特定多数」の人に見られている意識を持つ
5.発信する前にダブルチェックする
過度に炎上に怯える必要はありませんが、理解した上でSNSを扱っていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました^^