SNSってたくさんあるけど、どれを使えばいいの?
それぞのSNSの特徴を知りたい
ビジネスにどうやって活用できる?
このブログをお読みの方は、こんなお悩みを持っている方が多いかもしれません。
今回の記事では、国内で人気のSNS6つの違いと特徴について解説していきます!
SNSとは?人々がこぞって使う理由
そもそもSNSとは?
SNSとは、「Social Networking Service(ソーシャルネットワーキングサービス)」の略。
日本語に訳すと「社会的なネットワークを築くためのサービス」です。
今までは、直接会ったり郵便物を送ったり人を介さなければ交流できなかったのに対し
SNSの普及で、圧倒的なスピードとスケールで個人が作るネットワークの幅は広がりました。
人々がSNSを利用する目的
SNSを利用する目的は、人によって様々ですが
主にこのような目的で利用されています。
SNSを利用する目的
- 友達を増やす
- 情報収集や情報共有に使う
- 日常を公開して、気の合う仲間と交流する
- 撮影した写真や動画を多くの人に観てもらう
- 誰かが撮った写真や動画を観て楽しむ
- 同じ趣味をもつ人たちと交流し、趣味を深める
- 自分の意見、思想を広く公開し、議論する
- ふだんの生活で感じたことをつぶやき、それを読んだ人の感想を見る
自分からは積極的に投稿しないが、人の投稿を見て楽しんだりコメントしたりするのを
目的にしている謂わゆる「見る専」の人もいます。
タレントや芸能人をフォローしてコメントし、有名人との「親近感」を味わうことを
目的にする人も多いです。
上記は個人のSNS利用目的ですが、最近は企業がマーケティングのために活用する
事例も増えてきました!
企業の場合は、次のような目的で利用しています。
企業のSNS利用目的
- 商品・サービスの認知拡大
- ユーザーとの交流
- ユーザーの感想を聞く
- 人事採用
地方自治体や公共団体も積極的に活用し始めており、情報の周知やオンライン手続きなどを
SNSで行えるような取り組みもしています。
6つの人気SNSの特徴と違い
ここからは、日本で人気でユーザー数も多いSNSを6つ紹介します。
- x
- YouTube
- LINE
- TikTok
facebook:実名登録制で年齢層高め
出典:facebook
特徴 | 写真+文章がスタンダードの実名登録制SNS。 |
主なターゲット層 | 40~70代 |
月間アクティブユーザー数 | 2,600万人 2021年12月時点 |
世界で約29万億人が利用し、日本でも2600万人以上のユーザーを持つ
世界最大規模ののSNSです。
Facebookは、他のSNSに比べユーザー層は高め。
実名登録制のため不特定多数との繋がりを持つというよりは、
身内や知り合いとの繋がりを目的として利用している人が多いです。
他のSNSと異なる点は、「友達申請」で繋がっていくところ。
企業がPRや人材採用、広告運用のためにFacebookページを利用するケースも
増えています。
x:リアルタイムの情報に強い
出典:X
特徴 | 「今の気持ち」を短文でつぶやくSNS。 リアルタイムの情報に強い。 |
主なターゲット層 | 10代~50代 |
月間アクティブユーザー数 | 6,658万人 2024年1月時点 |
世界で3億3000万人、日本で4500万人のユーザーがおり、匿名性が強く国内では
非常に高い人気があります。
X(旧Twitter)はリアルタイムで情報を発信・収集することに長けたSNS。
投稿文字数は全角140文字以内の短文投稿が多く、手軽に発信できるのがメリット。
リアルタイムに情報を得られることが特徴であり、
地震速報や交通機関の遅延などの情報はどのSNSより早い。
皆さんも緊急性のある情報収集に使ったことあるのではないでしょうか?
ただ、認知目的でデマやフェイクニュースも多いため、すぐ炎上したり口論が生まれたり
するのが特徴。情報の取捨選択スキルは必要です。
Instagram:写真や動画投稿と女性人気のSNS
出典:Instagram
特徴 | 「インスタ映え」の流行語を生んだビジュアル重視のSNS |
主なターゲット層 | 10代~60代 |
月間アクティブユーザー数 | 3,300万人 2019年6月時点 |
世界で10億人超え、日本でも3300万人のユーザーがおり、メイクやファッション、
グルメを始めとした、トレンドに敏感な女性に人気の媒体です。
Instagramは、写真や動画投稿が中心のSNS。
インスタがきっかけで、「インスタ映え」という単語も生まれました。
ライブ機能やショッピング機能など機能が多いことも特徴。
企業も多く参入しており、商品・サービスの広報や集客目的で活用されています。
YouTube:幅広い世代で利用されている
出典:Youtube
特徴 | 世界で最も人気の動画配信プラットフォーム |
主なターゲット層 | 全世代 |
月間アクティブユーザー数 | 7,120万人 2024年2月時点 |
世界で25億人、日本でも7000万人のユーザーを抱える、
今や世界で最も人気の動画配信プラットフォームです。
年齢や性別問わず、幅広い世代の人々に利用されています。
PCはもちろん、スマホやタブレットなど、どんなデバイスでも気軽に楽しむことができ、
さまざまなジャンルの動画を楽しむことはもちろん、
トレンドや自分の興味のある分野に役立つ情報収集をする、といった活用方法もあります。
もともとYouTubeは10分前後の動画がメインでしたが、
TikTokの影響で現在はショート動画に注力している傾向があり、
2023年2月からはショート動画での収益化も始まりました!
また、再生回数に応じた広告収入が支払われることから、Youtubeで生計を立てる
YouTuberも数多く存在します。
LINE:国民の9割が利用
出典:LINE
特徴 | 国内最大のコミュニケーションツール |
主なユーザー層 | 全世代 |
月間アクティブユーザー数 | 9,600万人 2023年12月時点 |
LINEは日本で開発されたチャット型SNSで、国内のユーザーは9,500万人を誇る
「国民的SNS」といえる存在です。
今やメールに代わる国民のインフラのような役割を果たし、
チャットのみならず無料通話機能も備えています。
今回紹介するSNSの中で唯一のクローズドツールであり、
一対一で相手とのやり取りが可能。
「グループチャット」機能を使えば、
特定のメンバー内でのみ情報を共有することもできます。
TikTok:ショートムービー界の王者
出典:TikTok
特徴 | 若年層に人気のショートムービープラットフォーム |
主なユーザー層 | 10代~50代 |
月間アクティブユーザー数 | 1,700万人 2024年2月時点 |
TikTokは中国発で、15秒〜3分のショートムービーに特化した動画の
プラットフォームです。
アジア圏で絶大な人気があり、世界ユーザーは10億人を超えます。
10代を中心とする若年層に圧倒的人気があり、忙しい現代人の欲求を満たすコンテンツとも言えます。
最新のトレンドを知るのにも便利で、TikTokをきっかけにヒット曲が生まれたり、
商品が流行るケースも多くあります。
SNSをビジネスで活用させるコツ
先ほど解説した6つのSNSをビジネス活用で成功させるための5つのコツをお伝えします。
- 利用したいSNSの特色を理解する
- SNS運用の目的を明確にする
- 競合リサーチ
- 投稿する時間帯やタイミングは戦略的に
- ユーザーの求めるコンテンツを発信
利用したいSNSの特色を理解する
動画を使った宣伝や画像や文章を使ったアプローチなど、
SNSにはそれぞれ違った特色があります。
行いたい施策と合致した特徴を持つSNSを選ぶことが、成功の鍵。
たとえば動画に力を入れたい場合、InstagramやTikTok、YouTubeを選びましょう。
動画の拡散力が強くないTwitterやLINEを選んでしまうと、拡散されずに終わってしまうかもしれません。
SNS運用の目的とゴールを明確にする
SNSを活用する際、運用目的とゴール設定は必要不可欠!
目的を曖昧にしたまま運用を始めても、ゴールがぼやけて集客がうまく進みません。
SNSマーケティングの目的として、主に以下のものが挙げられます。
- 商品やサービスの購入
- 企業全体のブランディング
- 認知度の上昇
- 公式サイトへの流入
- ユーザーとの交流
目的ごとに戦略を変える必要があるため、運用の前に再度確認しておきましょう!
競合をリサーチ
今後活用していきたいSNSで成功しているアカウントをリサーチしましょう。
既にSNSマーケティングで成功している企業はたくさんあります。
その企業がどんな戦略でどんな交流方法でアカウントを伸ばしているかを
リサーチしていきましょう。
自己流で発信していても、思うように集客にはつながりません。
マーケティングに正解はありませんが、ある程度伸びる型はあります。
その型を見つけるために、最低でも5アカウントほどリサーチして
今後の運用の参考にしてみてください。
投稿する時間帯やタイミングは戦略的に
情報が流れやすいSNSは、投稿する時間も重要です。
たとえば多くの人が眠っている夜中や早朝に投稿しても
リアルタイムの反応が得られず、そのまま埋もれてしまう可能性があります。
ターゲットによっても、最適なタイミングは異なります。
ターゲットがよく使う時間帯は必ずリサーチしましょう!
ユーザーの欲しい情報をリサーチする
多くのリソースを使って優れたコンテンツを作っても、
ユーザーにとって興味がない内容では反響が得られません。
自分が発信したいことではなく、ユーザーの悩みを解決するような有益なコンテンツでないと、多くの反応を得るのは難しいです。
ユーザーがどのような情報を求めているかを悩みを分析したりリサーチしたりして
ユーザーの需要に応えるコンテンツ作りをしましょう。
ビジネスでSNSを活用する時の注意点
SNSは誰でも気軽に投稿ができ、知らない人と簡単にコミュニケーションが取れる反面、注意も必要です。
具体的は、このようなリスクが潜んでいます。
- 認識のズレによる口論、トラブル
- 思いもよらない些細なことがきっかけでの炎上
- 個人のプライバシーやセキュリティー情報の漏洩
- 乗っ取りやなりすましの発生
など、発信内容はもちろん、自分や周囲のプライバシーにも
十分注意を払う必要があります。
運用を開始する前に、運用マニュアルのようにルールを設定しておくのもおすすめです。
例えば…
- 利用時間・投稿時間
- 投稿時間
- アカウント同時ログイン人数
- 個人情報の投稿範囲
- 運用責任者
複数人でSNSを運用する際は、SNS担当を決めておき
何か問題が発生した時も、速やかに対応できるように体制を整えておきましょう。
SNSには付きものの炎上についても、事前に対策を講じておくことをおすすめします。
SNSの炎上については、こちらの記事にまとめているので参考にしてくださいね。
まとめ:特色を理解してビジネスの後押しに役立てよう
今回は、人気のSNS6つの違いや特徴について、解説しました。
各SNSまとめ
- Facebook:実名登録制の
- x:リアルタイムの情報に強い
- Instagram:女性人気が根強い
- YouTube:幅広い世代で利用されている
- LINE:国民の9割が利用
- TikTok:ショートムービー界の王者
SNS個人で利用はもちろん、ビジネスとの相性も抜群です!
新しい出会いやコミュニティが広がるチャンスがある一方で、
扱いにも一定の注意が必要ですので、ルールを決めながらうまく使ってくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました^^